無資格だけど働けるの?介護の現場

介護の求人を見ると、「介護福祉士、介護初任者研修修了者優遇」といった文言を見かけます。しかしこれは決して「無資格お断り」と言っているわけではありません。介護現場は恒常的に人手不足です。その足りない人手を有資格者だけで補おうにも、有資格者の人数が既に不足しているという状態なので門戸が閉ざされているわけではありません。
また介護の仕事そのものが有資格者でなければできないという物ではありません。一般的な常識があれば誰にでもできる仕事です。確かに有資格者は勉強をして現場にきているので知識面ではかなわないこともあります。しかし、どんなに知識があっても結局は現場に入って自ら経験して技術を磨いていかなければならず、資格を持っているだけでは到底及ばないという現場です。どれだけのことを経験し、その経験からいかに学ぶかということが常に問われる仕事なのです。
知識や技術はもちろん必要です。ただそれらは働きながら修得していくことができます。また実際経験したことを知識として身につけていくので、その知識は現場に則した肉厚な知識となっていきます。それに入職する前に知識を持っていることが必ずしもいい方向にいく時ばかりではなく、知識が思考を、行動を縛ってしまうことがあります。むしろ無資格で何も知らない方が事の本質が見えることもあるかもしれません。
業務そのものが資格の有無で左右されることが少ないのが介護の仕事です。資格の有無に関わらず働いてみるのはいかがでしょうか?
このブログを読みながらやっぱり資格を取ってから働きたいなぁと思う方も中にはいらっしゃるかもしれません。そんな方にも、このブログを読んで資格がなくても働けるなら働きたい!と思った方にも資格取得や無資格で働く介護職についてというサイトを紹介します。